シュガー&スパイス 風味絶佳(2006) : Sugar & Spice -What Little Girls are Made of

アメリカの香りが残る東京、福生の街を舞台に展開する山田詠美原作のラブ・ストーリー。注目の若手俳優、柳楽優弥と沢尻エリカが、甘くもほろ苦い10代の恋愛を熱演する。

シュガー&スパイス 風味絶佳(2006)のあらすじ

米軍基地に隣接し、アメリカの香りがまだ色濃く残る街・東京―福生。ただ毎日を平凡に過ごしている志郎(柳楽優弥)は、高校を卒業した後も「大学に行く必要が無い」と言う理由と、アメリカかぶれのグランマ(夏木マリ)の後押しで、今はとりあえずガソリンスタンドで働いている。仕事にもようやく慣れた頃、志郎が働くガソリンスタンドに新しいバイトとして乃里子(沢尻エリカ)が入ってきたことで、志郎はかつて感じたことのない感情を抱くようになる。「これが恋・・・?」
ある日、元彼・矢野(高岡蒼甫)とちゃんとケリを付けたいという乃里子に頼まれ、矢野の所へ一 緒に行くことになった。それがきっかけで二人はお互いに自分の気持ちに素直になり魅かれあう。志郎は生まれて初めて他人が自分の全てとなった。そして、優しくすることだけが愛だと思っていた。

クリスマスが近づいてきた頃、乃里子からある提案をされる・・・。
「19になったら、一緒に暮らそう?」
そんな幸せの中、矢野が乃里子の前に現れた。「お前は俺じゃなきゃだめなんだ」、そう言う矢野に抵抗しながらも、乃里子は隠していた自分の気持ちに気付き始めるのだった。「新しい恋」と「忘れたはずの恋」のはざまで揺れ動く乃里子。そんな乃里子の微妙な変化に気付き始めた志郎は、ただ、彼女を信じて待つことしか出来なかった―「本当の恋」の意味がわかるまで―

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